ふるさと納税は、自分で好きな自治体を選んで寄付(納税)をすると、寄付額から2千円を差し引いた額が所得税や住民税から控除(ある意味キャッシュバック)される仕組みである。その際多くの自治体から「返礼品」を受け取ることができるため、まとめて言うと、
「2千円の自己負担でそれをはるかに上回る返礼品を受け取れる仕組み」
だ。
しかし、今年の4月に、総務省が自治体に対して通知を出した。一言で言うと、「返礼品を抑制しなさい」ということだ。
具体的には、各種ポイントや金券、プリペイドカードなどの現金に近いもの、電気製品や家具など資産性の高いものなどをやめろということ。既にTポイントやクオカードは淘汰された・・・。
また、返礼割合についても言及がなされ、これを3割以下に抑制せよということだ。すなわち1万円の寄付に対し、返礼品は3千円以下となる。ここが結構イタイ。いやかなりイタイ。
概ねこれまでは、返礼割合の平均が4割くらいであった。中には6割程度もバックしてくれる素晴らしい自治体もあるのだが半減になってしまうことになる・・・。今後は徐々に3割に落ち着いていくだろう・・・。
ちなみにだが、2015年度に全国ナンバーワンの寄付額を集めたのは宮崎県都城市。こちらの返礼品は美味しいお肉や芋系の焼酎がメインで返礼割合も6割程度と素晴らしかったのだが、2017年6月からは返礼割合を3割程度に抑制されるようだ。
よって、ふるさと納税をするなら駆け込みのチャンスは今ですよ!
具体的な返礼品は何がいいとは言いませんが、保存のきくものはおススメですよ!