私は自分で自分のお金を出して宝くじを買うことはしません。なぜかと言うと、宝くじの還元率(期待値)はおよそ投入金額の40%でしかありませんから。
1等前後賞あわせて10億円の宝くじが現在の主流ですが、それを仮に100億円分購入しても、当選金として戻ってくるのはおよそ40億円ですからね・・・。
社会貢献をしたと考えればたいへん立派なことですが、金銭的にはやればやるほど損が膨らみます(笑)。このような理由で、確率的に利益を得られることはありえません。
でも、宝くじを誰かからいただけるのでしたらしっかりともらっちゃいますよね。
本題に移ります。宝くじつき定期預金のリワードの標準としては、100万円1年あたり、300円の宝くじ10枚プラス少々の預金金利です。しかしながらここのところ移り変わりが激しい様相です。
さて、回りくどい話はやめにして、結論を申し上げます。もしも今(2017年6月末日まで)に預金するのでしたら、1番は、
「大阪シティ信用金庫」
の宝くじつき定期預金です。
次に2番は、
「スルガ銀行」
の宝くじつき定期預金です。
「大阪シティ信用金庫」を1番にした理由は、100万円1年あたり300円の宝くじ10枚、プラス他よりも有利な預金金利を得られることです。定期預金の設定も、自身の普通預金口座に入金した後に信用金庫に電話(もちろんフリーダイヤルです)でお願いするシステムなので安心感があるし、オペレーターさんがちょっぴり関西弁風なのが楽しくもあります。ただし、この預金条件は2017年6月末日までですので残り期間は短いです。
「スルガ銀行」を2番にした理由は、100万円1年あたり300円の宝くじ10枚得られるのですが、預金金利が少なめなことです。しかしながら、宝くじを現物でもらえることと、バラ券を選べることは人によっては大きなメリットになり得ます。
昨今のジャンボ宝くじは、1等前後賞あわせて10億円とスケールが大きくなりすぎました。その分、1等前後賞の当選確率は従前より下がることになります。10億円といわず、1億円程度の当選金を得たい場合はバラ券のほうが断然よいです(確率的に高くなります)。もっとも、「ジャンボミニ」をいただける宝くじつき定期預金があればこの限りではないのですがね・・・。
2017年7月以降に預けるのでしたらは、ココが1番となるでしょう。
他には、「瀬戸信用金庫」が3番目としてあげられるかなあ・・。
以前は、定期預金300万円で、1年あたり300円の宝くじ40枚プラス預金金利とダントツによかったのですが、現時点(2017年4月中旬)では定期預金300万円で、1年あたり300円の宝くじ20枚プラス預金金利です。
<まとめ>
2017年6月末までに預けるのなら・・・「大阪シティ信用金庫」
2017年7月以降に預けるのなら・・・「スルガ銀行」
10億円といわず1億円程度の当選金でよろしければ、「スルガ銀行」でバラ券を選びましょう。
預金保険(ペイオフ)は1000万円までなので、預ける額としてはここが「満タン」と考えておくと想定外の失敗がないです(もっとも極めてレアケースだと思いますが・・・)