健康診断のため病院に行きました。 検査項目はいろいろとありますが、ちょっぴり苦手なのは「血液検査」のための採血です。 避けられるものであれば避けたいところですが、健康診断の大きなウェイトを占めるでしょうし、今後の健康管理にきっと役に立つでしょうからね・・・。
椅子に座らされ、片腕の洋服をまくり上げてとりあえず覚悟を決めます。 「アルコールでかぶれませんか?」 「いえいえ、アルコール大好きです」 といった、ちょっぴりの不安感を消し去るためのくだらない回答をいたします。
差し出した片腕の、ひじの内側がすうっとする感覚を感じます。 このあたりまでは至って正常ですが、
「ちょっとちくっとしますね~」 といわれると、私の中で警戒レベルが上がります。 で、ちくっとして、採血スタートです。
その様子を、じっと見るのはどうも苦手なので、目を背けてあたりをきょりょきょろしたり、別のことを考えてみたりと一時しのぎに努力を傾けます。 普段でしたら、そう長くかからない間に採血も終わり、心身ともに開放され、何事も起こらないのですが・・・。
今回は違いました。